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平成25年第1回臨時会 市長の所信表明

平成25年第1回臨時会

所信表明

本日ここに平成25年小松島市議会第1回臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙中にもかかわりませず、ご参集をいただきまして厚くお礼を申し上げます。

さて、私は、去る1月27日執行の市長選挙におきまして、議員の皆様方をはじめ、市民多数の皆様方から心温まるご支援とご厚情を賜り、幸いにして市長として初めての当選をさせていただきました。このことは、私にとりましてこの上もない誉れであります。同時に、与えられたその職責の重大さを十二分に自覚をいたしまして、選挙期間中に伺いました市民の皆様からの市政に対する声を謙虚に受けとめさせていただき、今後4年間、市政に懸命に取り組んでまいる覚悟でございます。

勇退されました前市長稲田米昭氏は、市民の負託を受け、2期8年間、市長職を務められました。前半の4年は、普通会計での赤字計上という厳しい財政環境の中、行政改革に果敢に取り組んでいただきました。後半の4年間は、学校施設の耐震化の取組に見られるような防災対策への事業展開、また雨水対策、排水機場整備、小中学校の再編等、喫緊の課題に全力で取り組みつつ、財政赤字の解消に道筋をつけられました。市民のために熱意をもって決断をされ、困難な局面を乗り越えられました。その功績に対し、私は高く評価をすると同時に、昭和26年の市制施行以来、歴代の市長がこうして築かれてきました名誉と功績を引き継いで行くべき者として、私は、先人たちの成果を受けとめつつ、これからも決して後退させてはならないと覚悟を致した次第であります。

私は、こうした先人たちが築いていただいた基盤の上に立って、市民が夢を持てる、住んでよかった小松島をめざして、「まちづくり」「ものづくり」「ひとづくり」を目標と致しまして、市民の立場で、また、市民の皆様とともに歩む中で、市民の意向をでき得る限り行政に反映しつつ、様々に工夫をこらして市政を推進してまいりたいと考えております。

今後の行政運営につきましては、議員の皆様方のご指導、ご協力を得なければ任務を遂行することができないと考えますので、議員各位におかれましては、どうかご指導、ご協力、さらにはご助力を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。

また、職員の皆様におかれましては、これまでの経験や蓄積された知識を生かして、万全の補佐をお願いすると同時に、まずは市役所内部から活性化を図り、職員の皆様にも自覚と意識の高揚を求め、たゆまぬ研鑽でもってさらなる知識習得、スキルアップをしていただきまして、行政推進にご協力をお願い致します。

さて、このたびの市議会議員補欠選挙におきまして、市民のご支持を受けまして、見事当選の栄に浴されました、広田和三議員、米崎賢治議員におかれましては、心からお喜びを申し上げます。今後とも市政の発展のためご指導とご協力をお願い申し上げます。

報道陣の皆様方におかれましても、適切な報道をお願い申し上げますとともに、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。

以上、初めて市長職という重責を担うに当たり、広く皆様方に私の心境なり決意の一端を申し述べさせていただきました。市民が夢を持てる、住んでよかった小松島を目指してまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

小松島市の明るい未来に向けて全身全霊、邁進してまいりますので、議員各位、そして市民の皆様におかれましては、今後一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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