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平成25年9月定例会議 市長の議案説明

平成25年9月定例会議

本日より通年会期制による初めての定例会議、平成25年小松島市議会9月定例会議が開会されることとなりました。議員各位におかれましては、これまでも様々な議会改革に取り組んでこられましたが、通年会期制導入により、更に活発な議会、市民に開かれた議会につながっていくものと期待いたしております。

はじめに、平成24年度決算を踏まえました本市財政の現状認識と今後の財政運営について申し上げます。

本定例会議に提出いたしました平成24年度普通会計の決算につきましては、3千3百80万6千円の実質収支黒字となりまして、昨年度に続いて、黒字決算とすることができ、財政調整基金につきましても、平成24年度末で11億9百70万円にまで積み立てることができました。

これまでの本市財政は、「集中改革プラン」の推進等による財政健全化が優先課題でございましたので、主に学校耐震化対策や防災対策、公共下水道事業等、緊急性が高い施策、事業に予算を重点配分してまいりましたが、それでも実質収支赤字の解消まで7年を要し、ようやく財政危機状態から脱することができたわけであります。

これからの財政運営につきましては、重点施策であります、災害に強い安全なまちづくりのための「防災・減災対策」の計画的な推進をはじめ、「新中学校建設事業」や「葬斎場建設事業」、「市総合グラウンド防災公園整備事業」等の大型事業を予定していることから、後年度の公債費償還が財政収支の推移に及ぼす影響等も勘案していかなければなりません。

加えて、長期債の残高は徐々に減りつつはありますが、平成24年度末において約165億円あり、依然として財政構造の脆弱性(ぜいじやくせい)は、解消に至ってはおりません。

現状では、市税や地方交付税等の一般財源総額の安定的確保が見通せない状況ではございますが、引き続き、国の経済・雇用・活性化対策等に係る臨時的財源も含め、投資的事業においては、国・県の補助金活用や地方債における充当率、交付税措置を考慮した財政効率の良いメニューを選択してまいりたいと存じます。

私が政策の方針としております「まちづくり」、「ものづくり」、「ひとづくり」に関して、新しい取り組み等も含めた各施策を「選択」と「集中」のうえ、具体化していくことで、これまでの財政再建を第一義的に見据えた観点だけではなく、新たなまちづくりに向けた市政運営へと徐々に転換していく必要があるものと認識しておりますので、議員各位におかれましては、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

つづきまして、本市が現在推進いたしております主な取り組み及び本市関係の国・県事業の進捗状況等につきまして、概要をご報告させていただきます。

防災・減災対策についてであります。

去る7月31日、県より、南海トラフ巨大地震に係る被害想定の第一次報告として、人的・建物被害に関する概要が公表されました。

この想定につきましては、現時点で考えられる最悪の条件を積み重ねた上で、死者数や建物全壊・焼失棟数などが算出されたものでありまして、まさに「想定外を想定」した結果、本市にとりましても非常に厳しい数値が示されたところであります。

このたびの被害想定の公表を受けまして、先月26日に徳島県危機管理部より講師を招き、市内の自主防災組織の会員、消防分団員及び市職員等、併せて106名の参加を得て被害想定説明会を開催したところでございます。

今後も広報誌やホームページ等を通じ、市民の皆様に対してより効果的な情報提供・情報発信に努め、防災・減災意識の高揚(こうよう)を図ってまいります。

また、今回の想定結果を地域防災計画及び現在策定作業中の津波避難計画に的確に反映させることはもとより、防災・減災関連事業を多角的に見直したうえで、各種事業の充実または改善等に鋭意取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましても、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

次に、防災行政無線の整備についてでありますが、市内62箇所の設置を予定しております屋外拡声子局(おくがいかくせいこきよく)につきまして、5月下旬より設置工事に着手し、8月末現在での工事進捗率は75パーセントとなっております。今後も、早期の運用開始に向け、着実に事業の推進を図ってまいります。

続いて、津波避難タワーについてでありますが、去る7月10日、設置計画地である小松島ニュータウン地区におきまして、地域住民との間で事業説明会並びに意見交換を実施いたしました。この中で様々なご意見・ご要望等をいただいたことを受けまして、まずは地質調査に着手することといたします。

前段申しました県の被害想定による厳しい数値を踏まえますと、現在計画しております、津波避難タワーの設置が適切か否かについては、評価が分かれるところであります。

こういったことから、避難困難地域に居住する、より多くの命を守るための最善の施策につきまして、地質調査結果をもとに、あらためて地域住民の皆様と協議したうえで、抜本的な見直しを含めた柔軟な対応も視野に、市民の皆様の安全に資する「まちづくり」の、更なる充実に努めてまいりたいと考えております。

新中学校建設事業についてであります。

南部地域統合新中学校の設計等に係る委託については、プロポーザル方式により選定した設計業者との間で、正式に契約をいたしまして、現在設計・地質調査等の作業を進めております。

また、このたびの補正予算においては、国道55号の北側法面(のりめん)から水路までの間の用地購入費と、テニスコートの候補地と考えております国道55号南側の土地の鑑定評価委託料等を予算計上いたしております。

南部地域統合新中学校については、平成28年度の開校に向けて、着実に事業を進めてまいりたいと考えております。

葬斎場建設事業についてであります。

去る7月に葬斎場建て替え予定地における地権者の方々と面談し、葬斎場整備へのご理解、ご協力をお願いしたところであります。

また、先般、「葬斎場建設推進プロジェクトチーム」を立ち上げ、9月2日には辞令交付を行いました。

近く、プロジェクトチームにより、当面の課題、事業スケジュール等について協議し、早急に事業を進めてまいりたいと考えております。

市総合グラウンド防災公園整備事業についてであります。

先月末までに地権者及びグラウンド周辺の方々のご協力を得て、グラウンド外周部の境界立会を行いました。

今後は境界確定に向けての作業を進めるとともに、来年度に事業を具体化するための設計等の準備に取り組んでまいります。

市民の生命、財産を守る雨水排水対策についてであります。

公共下水道事業として、平成21年度より取り組んでおります「金磯地区下水道総合浸水対策緊急事業」につきましては、ポンプ場から海域へ雨水を排出する放流渠(ほうりゆうきよ)施設について6月に工事を完了し、基幹施設であります金磯南雨水ポンプ場の建屋工事である土木・建築工事を7月に完了いたしました。

また、ポンプ場を早期に暫定供用できるよう、ポンプ、水処理及び電気の各種設備工事について、9月中の工事完了にむけ、鋭意工事を進めております。

今後につきましては、金磯南雨水ポンプ場内の門、柵及び舗装などの施設整備の工事発注に向けた事務作業を進めているところであり、今年度末の供用開始を目途に取り組んでまいります。

また、導水施設である雨水幹線につきましては、現在、県道・徳島小松島線を横断する金磯2号雨水幹線函渠(かんきよ)築造工事第二工区の発注に向けた作業を進めているところであり、川北地区の浸水対策につきましても、小松島雨水ポンプ場の排水効果をさらに発揮することを目的とした、集水区域拡大のための雨水幹線延伸工事を検討しているところであります。

河川関係についてであります。

河川関係では、洪水や高潮等の自然災害から、人命・財産・公共施設等を守ることを目的として、徳島県による河川改修等が進められております。

勝浦川につきましては、昨年6月の台風4号により前原町川屋(かわや)において、護岸が約270メートルにわたり被災したため、現在、護岸復旧工事が進められており、田浦町西原におきましても、堤防の漏水対策工事に係る用地取得が進められております。

立江川につきましては、立江川水系河川整備計画に基づき計画的に整備が進められており、今後につきましては、平成橋から白鷺橋下流までの区間において、護岸整備が進められるとともに、並行して、白鷺橋付近から上流の区間において、調査及び設計が進められております。

その他の河川についても、恩山寺谷川、芝生川、神田瀬川でそれぞれ護岸工事や橋りょう架け替え工事等が実施されております。

一方、海岸事業につきましては、和田島町の坂野海岸において、海岸浸食対策事業により大型突堤が整備されているところであり、今年度は、4基目となる突堤について工事に着手する予定となっております。

四国横断自動車道についてであります。

四国横断自動車道は、本市の発展や地域経済の活性化につながるだけでなく、災害発生時における円滑な支援・復旧活動等に資する「命の道」としての役割が期待される重要な社会基盤であり、現在関係各位のご協力の下、事業を推進しているところであります。

まず、小松島-阿南間につきましては、地元関係者のご理解の下、順調に用地買収が進んでおり、市内区間全域における用地取得率は9割を超えております。

工事の進捗について申し上げますと、前原地区につきましては、道路・水路の横断工でありますボックス等の改良工事が進んでおり、順次、盛土工事にも着手しております。

今後、一般国道55号から四国横断自動車道への進入路となるランプ橋の下部工事に着手する予定となっております。

田浦地区につきましては、県道・小松島佐那河内線を跨(また)ぐ田浦橋や、ボックス等の改良工事が進んでおり、今後、神田瀬川を跨(また)ぎ田浦地区と新居見地区とをつなぐ神田瀬川橋の下部工事に着手する予定となっております。

田野地区天王谷(てんのうだに)につきましては、延長約642メートルの田野トンネルの工事が順調に進んでおり、今後、田野町字谷奥にある西溜池(にしのためいけ)周辺の工事用道路に着手する予定となっております。

立江・櫛渕地区におきましては、盛り土工事に先立ち、軟弱な地盤の改良工事に着手しており、順次、範囲を拡大する予定となっております。

埋蔵文化財発掘調査につきましては、県の埋蔵文化財センター及び本市の教育委員会が田浦地区・新居見地区において実施しております。

つづいて、小松島-徳島東間につきましては、江田地区において用地補償協議の前段階となる用地測量調査が実施されており、今後、用地説明会を予定しております。

中田地区につきましても、今年度から用地測量調査に着手する予定となっております。

四国横断自動車道に関連する、本市の周辺対策事業につきましては、国の社会資本整備総合交付金や県の補助金を活用し、側道や周辺道路、排水路等の整備を進めております。

このうち江田地区につきましては、排水路の整備や、市道江田9号線の改良設計に取り組んでおり、前原地区及び田浦地区につきましては、3工区の側道工事に着手し、排水路につきましても測量調査を進めているところであります。

四国横断自動車道については、早期の完成が図られるよう、今後も国・県等の関係機関及び地域の皆様と連携・協力し、事業を進めてまいります。

道路事業についてであります。

県道・小松島港線につきましては、中心市街地へのアクセス性向上、渋滞緩和等を目的に、平成21年度から県道・小松島港線を西方向へ延伸する道路整備事業が進められています。

この事業は、江田町字腰前の交差点から一般国道55号の四国横断自動車道の小松島インターチェンジ出入口に結合する延長約600メートルを事業区間とし、地権者の方々や関係機関のご協力により、用地の取得については、現在までに、約80パーセントの進捗が図られております。

また、県道・小松島港線の工事に先立ち、地域の浸水被害の低減を図る目的で、県道・徳島小松島線に内空断面(ないくうだんめん)1.2メートルのボックスカルバートを敷設する工事が進められております。

都市計画道路・芝生日ノ峰線につきましては、交通渋滞の緩和と中心市街地の活性化を目的とし、歩行者の安全確保や都市景観に配慮した道路として整備を進めているところであります。

これまでに、県道・花園日開野線から徳島赤十字病院北側の自転車・歩行者専用道路までの区間が完成し、残る県道・小松島港線までの区間につきましても、地権者の方々のご理解により、用地買収が順調に進められております。

県道・小松島佐那河内線につきましては、歩行者の安全確保が不十分であること、また当該路線沿いにある児安小学校が災害時における避難所となっていることから、緊急性の高い児安小学校周辺の約600メートル区間について、昨年度から歩道の整備に着手し、さる7月には用地の境界立会が行われたところであります。

本市が管理する道路施設等の社会資本の維持管理・更新に関しての取り組みについては、市民が安心して既存のインフラを利用し続けることができるよう、橋りょう点検調査の実施や、消費電力の縮減が期待できる道路照明灯のLED化推進など、戦略的なインフラの維持管理・更新を推進してまいります。

小松島市都市計画マスタープランについてであります。

本市のまちづくりの基本方針となります「都市計画マスタープラン」につきましては、平成22年度に現況調査を実施し、平成23年度から24年度におきまして住民の意見を反映させるため、内容等に関するアンケートの実施、シンポジウム及びワークショップの開催、策定市民会議による案の提案等の各種方策を実施してまいりました。

今年度は、さる5月20日に第3回の策定市民会議を開催し、マスタープラン素案について、様々なご意見をいただきました。現在、いただいたご意見を参考に、土地利用や都市施設整備、都市防災などの、まちづくりの方針をとりまとめているところでございます。

今後は、素案に対するパブリックコメントの実施や策定市民会議等を通じてご意見をいただき、今年度中に策定を終えることができるように鋭意進めてまいる考えであります。

農業振興についてであります。

平成23年度から本格実施されております経営所得安定対策につきましては、より多くの農業者の方々にご利用いただけるよう、国・県、JA、地域農業再生協議会と連携しながら、制度の周知を行っているところであります。

本年度におきましては、6月末時点で336名の方々に加入申請をしていただいており、7月に実施した現地確認の結果を踏まえまして、交付金が交付される見通しとなっております。

県単独農業振興事業におきましては、減農薬栽培米の生産に取り組む農業者組織を対象に色彩選別機(しきさいせんべつき)の導入支援を実施したほか、水田の利活用と野菜の増産を図るため、JAによるタマネギの栽培用機械の導入支援を行う予定としております。

人と農地の問題を解決するための未来の設計図となる「人・農地プラン」につきましては、平成24年度に市内全6地区で策定を終えております。

本年度は、再度アンケートや集落座談会を行い、新規就農者の確保や中心となる経営体への農地集積が円滑に進むよう、よりきめ細やかなプランの見直しを図ってまいります。

生物多様性農業推進事業については、安全安心な農産物の生産と高品質・多収穫を見込める栽培技術の習得が図れるよう、栽培技術講習会等を開催するとともに、「いのち育(はぐく)む田んぼ米」を柱としたブランド米の認証や販売促進活動、及び「田んぼの生きもの調査」など、生きものを育(はぐく)む取組を進めてまいります。

また、11月23日には、今年で9回目を数えます「こまつしま・うまいもん祭り」を開催することといたしております。

毎年、市内外から多くの方々にご来場いただき、好評を博しておりますが、今年も、イベントの魅力向上を図り、地産地消の推進、小松島ブランドの向上につなげてまいる所存であります。

地籍調査事業につきましては、中田町字中筋・奥林・寺前の0.18平方キロメートルにおきまして、既に現地調査を終え、本年度中の完了に向け、事業を進めてまいります。

自動車運送事業についてであります。

貸切バス事業については、昨年の3月末日をもって大幅に縮小し、近年は市内児童の送迎等でご利用いただいておりましたが、今月末日を持ちまして、完全撤退いたしますことをご報告申し上げます。

主な事業の進捗状況等は、以上のとおりであります。

本定例会議には、平成24年度決算認定にかかる議案、平成25年度補正予算案等、議案17件、及び報告7件を提出いたしております。

議案第61号から議案第68号までの平成24年度小松島市一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、平成24年度の小松島市一般会計及び各特別会計の決算が確定いたしましたので、その結果に監査委員の意見を付し、議会の認定をお願いするものであります。

議案第69号及び議案第70号の平成24年度小松島市水道事業会計決算及び自動車運送事業会計決算の認定につきましては、平成24年度における両企業会計の決算が確定いたしましたので、その結果に監査委員の意見を付し、議会の認定をお願いするものであります。

議案第71号の平成25年度小松島市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出とも2億9百5万7千円の追加補正であります。

歳出の主なものといたしましては、普通建設事業費として、新中学校の用地購入費、道路照明のLED化事業、ごみ焼却施設整備事業、和田島団地汚水処理場施設修繕工事、ごみ収集車更新事業、住宅営繕事業、市立体育館施設修繕事業、新開小学校運動場整備工事等について所要の補正を行っております。

また、金磯地区避難路整備事業につきましては、公共下水道事業債から一般会計債へ変更となりましたことから、公共下水道事業特別会計からの組み替え予算となっております。

その他といたしましては、路線再編後のバス事業に関して、市民ニーズを把握するための地域公共交通アンケート調査実施事業、備蓄保存食の購入、生物多様性農業推進事業、10月からの金磯南雨水ポンプ場の暫定供用に要する管理運営経費、消防団員安全装備品整備等事業などについて、所要の補正をいたしております。

補正予算の財源といたしましては、地方交付税を一般財源の原資とし、特定財源といたしましては、地域の元気臨時交付金を中心に事業関連経費の国・県支出金をはじめ、市町村振興協会助成金及び適債事業に係る地方債等を計上いたしております。これらによりまして、当初よりの予算総額の累計は133億1百82万7千円となっております。

議案第72号の平成25年度小松島市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出とも3千万円の減額補正であり、前段申し上げましたとおり、金磯南雨水ポンプ場に係る道路整備分を、一般会計へ組み替え措置したことによるものであります。

議案第73号の小松島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法の改正により、平成26年1月1日から地方税の延滞金の割合が変更されることに伴い、後期高齢者医療の保険料の延滞金の割合を改正するものであります。

議案第74号の小松島市介護保険条例の一部を改正する条例につきましても、議案第73号と同じく地方税法の改正により、平成26年1月1日から地方税の延滞金の割合が変更されることに伴い、介護保険料の延滞金の割合を改正するものであります。

議案第75号の小松島市スポーツ推進審議会条例の一部を改正する条例につきましては、組織改編により「スポーツ振興課」が「生涯学習課スポーツ振興室」となったことに伴い、組織名称の改正を行うものであります。

議案第76号の財産の取得につきましては、老朽化した救急車両の更新のため、指名競争入札を実施した高規格救急自動車について、購入金額が議会の議決に付すべき財産の取得又は処分に関する条例第2条に該当することから、議会の議決を求めるものであります。

議案第77号の監査委員の選任の同意につきましては、9月24日をもって、長地孝夫(ながちたかお)監査委員の任期が満了いたしますので、識見を有する者のうちから選任する委員といたしまして、新たに井関(いせき)勝令(まさのり)氏を選任いたしたく、議会の同意をお願いするものであります。なお、本定例会議の議決散会日が9月30日となっておりますことから、本議案につきましては、先議をお願いするものであります。

報告第6号の平成24年度小松島市健全化判断比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、財政の健全度の判断指標となる健全化判断比率につきまして、監査委員の意見を付して報告するものであります。

報告第7号から報告第9号までの平成24年度小松島市公共下水道事業、水道事業及び自動車運送事業の資金不足比率の報告につきましては、同じく地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、各事業の資金の不足比率に監査委員の意見を付して報告するものであります。

報告第10号の平成24年度小松島市土地開発公社決算の報告につきましては、小松島市土地開発公社より、平成24年度の決算書が提出されましたので、地方自治法の定めるところにより報告するものであります。

報告第11号の損害賠償額の決定の報告につきましては、5月28日に発生いたしました環境衛生センターのごみ収集車の接触事故について、損害賠償額が決定いたしましたので、報告するものであります。

報告第12号の損害賠償額の決定の報告につきましては、7月29日に発生いたしました分団消防車の接触事故について、損害賠償額が決定いたしましたので、報告するものであります。

以上、本日提案いたしました議案及び報告案件につきまして、概要をご説明いたしました。よろしくご審議のうえ、原案どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。

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