ダニにかまれることによって、感染症にかかることがあることが知られています。「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」「日本紅斑熱」「つつが虫病」の発生が徳島県内でも確認されています。
これらの感染症は、草むらややぶなどに生息している一部の「マダニ類」「ツツガ虫類」に咬まれることにより感染します。
草むらや山など、ダニが多く生息する場所に行く場合には、マダニに咬まれないよう、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出をできるだけ少なくすることが大切です。虫よけスプレー等もあわせて使用すると効果的です。
マダニは満足するまで数日間以上吸着し血を吸い続けるため咬まれた場合は無理に引き抜こうとせず医療機関を受診してください。
また、マダニに咬まれたと気付かないこともあるため野外で活動した数日から2週間ほどは、発熱、発疹、嘔吐、下痢などに注意し症状があれば直ちに医療機関を受診してください。
- 徳島県ホームページへ(ダニによる感染症(SFTS,日本紅斑熱,つつが虫病)についてhttps://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kenko/kansensho/2011080300018
- リーフレット
マダニが媒介する新しい感染症(重症熱性血小板減少症候群)早期発見、早期治療が大切!!(PDF 1.27MB) - 詳しくは厚生労働省ホームページへ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts.html - 国立感染症研究所
http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html