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いざというときのために 普通救命講習を受講しましょう

 病気や事故などで心停止になった人を救うには、救急車が到着するまでの間に、そばに居合わせた人が速やかに心肺蘇生などの応急手当てを行う必要があります。いざというときのために、消防署の救命講習会に参加して、応急手当の知識と技術を身につけておきましょう。

1.もしも目の前で人が倒れたら?

  • 119番通報とその場に居合わせた人が行う応急手当が命を救います

 心臓が止まってしまうような重大な事故は、いつ、どこで、何が原因で起こるか分かりません。心臓と呼吸が止まってから時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下しますが、心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)などの応急手当てを行えば、救命の可能性はおよそ2倍になることが分かっています。

 本市では、119番通報があってから救急車が現場に駆けつけるまでに平均して約7分かかります。事故などにあった人が心停止になったとき、その人を助けるためには、そばに居合わせた人が応急手当てを行うことが重要となります。

応急手当と救命曲線

 

2.応急手当を行うには?

  • 講習会に参加して応急手当の技術の習得を

 傷病者を救うためには、何よりもまず、多くの人が応急手当の知識と技術を持つことが必要です。応急手当の講習を受けていれば、より確実に、より自信をもって心肺蘇生を行うことができるかもしれません。応急手当の技術は、自分で実践して身につけることが重要です。そこで消防署では、一般の方々向けの救命講習を実施しています。ぜひ、救命講習会に参加して、知識と技術を身につけましょう。

 また、救命講習会に行く時間がないという方のために、消防庁では、e-ラーニングで応急手当の基本知識が学べる「一般市民向け 応急手当WEB講習」を用意しています。インターネットにつながる環境があれば、パソコンやタブレット、スマートフォンで、だれでも好きな時間に応急手当の基礎知識を学ぶことができます。応急手当WEB講習を受講し、最後のテストに合格すると「受講証明書」が発行されますが、この「受講証明書」を持参すると、消防署の行う救命講習会を3時間から2時間に短縮させていただいております。

                     受講証明書(見本)

応急手当WEB講習 受講証明書

3.普通救命講習を受講するには?

  • 普通救命講習は、毎月第3日曜日に開催しております。受講についての詳細は小松島市消防本部・消防署まで、お問い合わせください。

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