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小松島市営バスの路線移譲について

小松島市営バスについて

小松島市営バスのあり方については、これまで市議会からのご提言や運輸事業経営審議会から答申をいただき、市民の皆様や交通弱者の皆様の足を守ることの重要性や、生活交通を確保するという行政的な観点も踏まえ、平成24年6月に運輸事業基本計画を策定し、平成24年10月から路線を再編してバスを運行してまいりました。
路線の再編では、これまで交通空白地域であった坂野町大場目佐地域を運行する目佐和田島線をはじめ、小松島立江線や田浦線など地域内フィーダー系統路線を新設する一方で、経費削減を図るため走行キロ数を60%程度まで縮減することで、市民の皆様の足の確保に努めてまいりました。
しかしながら、利用者の減少などにより、全国的にも公営バス事業の経営は大変厳しい状況となっています。
このようなことから、昨年10月には路線を再編して1年が経過することもあり、市民の皆様のご意見をお伺いするためにアンケート調査を実施いたしました。
市では、これまでの市議会からのご提言や市民の皆様の意見なども踏まえ、この度、公営企業としての市営バスは平成27年3月末日をもって廃止することといたしました。
今後は、市営バスが現在運行している3路線5系統を安全に運行していただける事業者を選定してまいりますので、市民の皆様におかれましてはご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

小松島市営バスに関するアンケートについて

アンケート調査結果について

市議会からの提言書

アンケート調査でいただいた意見に対する回答

意見1:バスを小型化し、運行することはできないのですか。

回答1:

道路運送法(以下、「法」という)及び同法施行規則では、路線バスを運行するにあたり中型ノンステップバスで運行しなければならないとの規定はなく、移動等円滑化のために必要な旅客施設又は車両等の構造及び設備に関する基準を定める省令第36条から第43条において、「車いすスペース」や「通路」などバス車両の構造及び設備に関する規定があるのみとなっています。

一方で、バスを運行するには法第4条の許可を国土交通大臣から受ける必要があり、国土交通大臣は、「一般乗合旅客自動車運送事業に関する審査基準について」に基づき審査することになっています。この審査基準の1項目として、乗車定員は11人以上でなければならないと明記されています。

すなわち、乗車定員が11人以上で関係法令に適合したバスであれば、バスを小型化して運行することは可能となっています。

しかしながら、バスを小型化して運行した場合、朝・夕の通勤・通学時間帯に11人以上の利用者の方がいますと、利用者の皆様を積み残ししてしまい、利用者の皆様にご迷惑をおかけしてしまいます。

また、バスを小型化することに関して経費の観点で見ますと、
小型バスの場合、購入価格約2,200万円、燃料費4.08L/キロとなっています。
中型ノンステップバスの場合、購入価格約1,800万円、燃料費4.00L/キロとなっています。

仮に全てのバスを小型化すれば、上記の国土交通省の審査基準には、バスを運行するための最低条件として、営業所ごとに5台の車両と1台の予備車両を常設する必要があると規定されていますので、初期費用として約1億3,200万円が必要となります。

このようなことから、バスを小型化して運行することは初期導入経費が必要になることに加え、維持費(燃料費)においても大差がないことや、また利用者の皆様にご迷惑をおかけすることがないようにバスを運行する必要があることなどを考えますと、バスを小型化して運行することは現時点では難しいのではないかと考えております。

意見2:誰も乗車していない時間帯は運行せずに、利用者の多い時間帯に限り運行することはできないのでしょうか。朝と夜の運行だけでいいのではないでしょうか。時間帯を制限して運行することはできないのでしょうか。

回答2:

規制緩和によって新たに参入する事業者が、収益性の高い部分にサービスを集中することで、「いいとこ取り」することをクリームスキミングといいます。
例えば、バス会社は利用客の多い路線を朝夕の夕ラッシュ時のみ運行すればもっとも無駄なく高い収益をあげることができますが、これでは公共性を保つことはできず、新たに参入する事業者が「いいとこ取り」をしていることになります。

このようなことから、国では、「一般乗合旅客自動車運送事業の運行計画の届出等の処理要領(平成13年9月27日国自旅第90号」)においてクリームスキミングの要件を

  1. オフピーク時間帯を0回で運行すること
  2. ピーク時間帯がオフピーク時間帯の1,5倍を超えて運行すること

と規定されており、クリームスキミング的運行の可能性がある場合は、許可または事業計画の変更認可の審査段階で運輸局より是正が勧告されることとなり、利用者の多い時間帯のみを運行することは出来ない規定となっております。

※ピーク時間帯とは、7時から8時まで及び16時から18時までをいいます。

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