小松島でとれる特産品について
小松島市は豊かな海と山に囲まれた地域であり、その豊かさを生かして、たくさんの食材がそろいます。
海産物:鱧(はも)、ちりめん、わかめ ほか
農作物:菌床しいたけ、オクラ、トマト、小松菜、きゅうり ほか
食材が育つ環境(持続可能で循環する環境)について
★海産物の育つ環境
海が豊かである理由の1つに、山と海の関係性があげられます。
山の木々(落葉樹)が落とした葉が山土と合わさって腐葉土となり、川を通じて海に流れ込み、植物性プランクトン→動物性プランクトンの順に循環していき、海産物の餌が豊富になります。
県内には吉野川、那賀川、勝浦川の大きな河川が3つあるので、小松島で獲れる海産物の主な漁場となる紀伊水道には豊富に栄養素が流れ込み、山から川、そして海へ、おいしい海産物が育つ環境が自然に出来上がります。
また、鱧については規格に満たないサイズのものを海へ還したり、ちりめん漁では禁漁時期を設けるなど、持続可能で安定的に漁を行うための取り組みも行っております。
★農作物の育つ環境
小松島は肥沃な平野が続き、豊潤な水や澄んだ空気に恵まれた自然豊かな土地柄が特徴です。
農作物を育てるのに大事なのは、まず土づくり。多くの生産者が土壌へのこだわりを持っていて、しいたけの廃菌床ブロック(※)を利用した良質な堆肥を用いることで病原菌の繁殖の抑制につながり、土壌の微生物バランスの管理がしやすくなります。こうしたことから、抗酸化力の高い栄養分が豊富な野菜が育つ環境が整えられていきます。
また、先端的な技術や新たな設備の導入だけに頼るのではなく、地域活性化に向けた新たな視点に立ち、近隣の農家や団体などと協働による連携を行うことで、生産性を向上させています。
(※)小松島市は「菌床しいたけ」の生産量日本一です。
各特産品を動画でご紹介
海産物の漁や加工の様子、農作物の収穫、生産者の想いが詰まった動画です。
ぜひ、ご覧ください!!
鱧(はも)
ちりめん
菌床しいたけ、オクラ
トマト、小松島、きゅうり