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豊国神社

施設名ふりがな
とよくにじんじゃ
郵便番号
773-0016
住所
小松島市中郷町豊ノ本4
施設概要
豊国神社は、豊臣秀吉の死後(慶長四[1559]年)、蜂須賀家政(蓬庵)・至鎮が豊臣秀頼(もしくは片桐且元)より拝領したとされる『木造 豊太閤像』を神体(非公開)としています。太閤像は、平成6年に調査がおこなわれ、慶長年間造と考えられています。当初、豊国神社は小松島市中田町に所在し、旧豊国大明神の礎石とされる石材が移され境内に残っています。
蜂須賀家政は入道後、小松島市中田に別邸を建て隠居します。慶長十九[1614]年には、その近隣に秀吉を祠る豊国神社とその別当寺として豊林寺を造営します。しかしその後、徳川の世となり、正保年間には豊林寺が廃寺に承応年間には豊国神社社殿が毀され、太閤像及び棟札は中郷町松軒文左衛門の預かりとなります。宝永四[1707]年には宝蔵寺(現・堀越寺)が保管することなります。現在の豊国神社は堀越寺の横にありますが、豊国大明神→日吉大明神→日吉宮と改称され、寛政六[1794]年に現在地に建てられ、明治になり豊国神社と称されることとなります。阿波学会・徳島県立図書館による『総合学術調査報告 小松島市』には礎石に刻された以下の名が載せられています。『益田左兵衛、細山主水助、佐渡民部、野々村左門、長江刑部、倉知兵庫、長谷川但馬守、山田織部佐、稲田監物、蔵人、内匠、山田』。

地図

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