義経像

IMG_7324.JPG

 

時を超え語り継がれるは古の義経伝説

義経軍が平家討伐に訪れた小松島で、自軍の士気高揚のために田野と芝生の境にある旗山へ源氏の白旗を立て軍陣の標記とした。
山頂には、6.7メートルの日本一の高さを誇る義経騎馬像が立てられている。

 

 
住所 小松島市芝生町宮ノ前
お問い合わせ 0885-32-3809(小松島市商工観光課)   
 

コラム

_____.jpg

義経伝説

源義経は、平安時代末期の武将であり、日本各地に数々の伝説を残しています。 実は小松島にもそんな義経にまつわる伝説がたくさん残っています。 平家と源氏の戦いである「源平合戦」の際、彼は戦の天才として数々の功績を残しました。 なかでも有名な戦いが、一ノ谷(いちのたに)の戦い、屋島の戦い、そして平家を打ち滅ぼした壇ノ浦(だんのうら)の戦いの3つです。このうち、屋島の戦いの際に、大阪の港から出港した義経が、最初に上陸したのが小松島だと言い伝えられています。義経の狙いは、敵の背後から奇襲をかけるため、兵馬をひそかに四国に上陸させることにありました。 暴風雨のなか、小松島にたどり着いた義経は、それぞれの軍船に乗っていた家来たちを集結させ、源氏の象徴である白旗をかかげて土気を高めました。この時、家来たちを集めた場所を「勢合(せいごう)」、白旗を立てた場所を「旗山(はたやま)」と呼び、今の地名として残っています。そしていよいよ屋島への進軍が始まるのですが、この時に通った道が、「義経街道」です。義経は平家側についていた熊山(くまやま)城と桜間(さくらま)城を破り、県境にある大阪峠(おおさかとうげ)を渡って、一夜のうちに屋島にたどり着いたと言われています。 このうち、義経ゆかりの地を結ぶ小松島市内の約10キロメートルは「義経ドリームロード」と名付けられ、案内板や道標などが建てられています。車で移動すれば一日で回ることもできるので、観光ルートとしてもおすすめです。当時に思いを馳せながら、伝説の地をまわってみてください。

 

 

カテゴリー

地図

TOPへ