恩山寺

恩山寺.jpg

 

弘法大師空海が母を招き
孝養を尽くした寺

四国八十八ヶ所霊場第18番札所の「恩山寺」。春には恩山寺登り口で美しい桜が見られます。
弘法大師が母君をともない登山し、孝養をつくされ、寺号を母養山恩山寺と改めたといわれている。
大山門のそばには「びらん樹」(県指定天然記念物、バクチノキの異称)がそびえる。
恩山寺道が「国史跡 阿波遍路道」に指定。

 
住所 小松島市田野町字恩山寺谷40
お問い合わせ 0885-33-1218
 

コラム

義経像

弘法大師(こうぼうだいし)のお話「お杖の水」

ある夏の日、貧しい旅の僧侶(そうりょ)が近くの農家で水を飲ませてほしいと頼んだが、農家の主人は「この辺りの井戸水は塩がさして飲めない」と嘘をついて断った。僧侶が立ち去った後、この主人が水を飲もうとすると、今までおいしかった水が塩辛くなっており、それ以来この地の水は飲めなくなってしまった。僧侶は弘法大師だった。数年後、再びこの地を訪れた弘法大使は、人々が困っているのを哀れに思い、持っていた杖で地面を強く突くと真水が噴水のようにあふれ出た。それからあとは、水に困ることもなく、人々は弘法大師に深く感謝するとともに、この井戸を大切に使った。その井戸は今も小松島に残っています。

 

恩山寺2

 

カテゴリー

地図

TOPへ