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食品ロスの削減について

食品ロスとは?

 食品ロスとは、本来食べられるにもかかわらず捨てられている食品のことです。日本では、平成27年度の推計値で約2,842万トンの食品廃棄物が排出されており、このうち食品ロスは約646万トン。これは国民1人1日当たりお茶碗1杯分のご飯の量に相当すると言われています。

食品ロスを減らすには?

 食品ロスのうち、家庭からの排出は289万トンを占めると推計されており、これらの原因としては、「買いすぎ」「期限切れ」「過剰除去」「食べ残し」などが挙げられます。

 消費者庁の消費者行政新未来創造オフィスが平成29年度に実施した「食品ロス削減に関する実証事業」によると、食品ロスの削減に関する取り組みについて指導を受けたモニター家庭では、指導前の2週間と比べ、指導後の2週間では食品ロス量が約40%減少しました。指導を受けず、食品ロス量の記録を行ったのみのモニター家庭においても、約20%減少したとの結果が公表されています。

 食品ロスを減少させるには様々な方法があります。下記に一例を紹介しますので、できることから取り組んでみませんか?

「買い方」を見直そう

  • 買い物に出かける前に冷蔵庫や食品庫の中身をチェックしましょう。ムダな買い物を防ぐと家計にもエコです。
  • 外食時は小盛りやハーフサイズメニューを活用したり、食べきってから次の料理を注文しましょう。

「保存方法」を見直そう

  • 「消費期限」は安全に食べることができる期限で、期限を過ぎたものは食べないほうが安全ですが、「賞味期限」はおいしく食べることができる期限のことで、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
  • 食材が傷む原因は様々です。食材にあった保存方法を学びましょう。

「調理方法」を見直そう

「捨て方」を見直そう

  • 外食時に残った料理は、持ち帰ることができるかお店の人に聞いてみましょう。
  • 好き嫌いはしないで、残さず食べましょう。
  • どうしても捨てる場合は、生ごみ処理機を活用してたい肥などにリサイクルしましょう。

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