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小松島名水物語

 

水は、命を育むかけがえのない財産であり、美しい自然のバロメーターでもあります。
剣山系から流れ出す豊富な地下水が、天然の浄化装置の中をくぐり抜け、小松島湾に注いでいます。
小松島市は、まさに無数の水系の上に浮かぶ街といえるでしょう。
往古より、私たちは掘り抜き井戸によってこの名水を日常生活に利用してきました。
名水は人々の喉ばかりでなく、心を潤しながら、今も清らかに湧き続けているのです。

弘法大師 お杖の水

四国各地に残る空海伝説の井戸の一つ。

弘法大師が、持っていた杖で地面を突くと清水が噴水のように湧き出たと伝えられる名水。

この井戸は、どんなに降水量が少ないときでも涸れることなく冷たい清水を湛えています。

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希望の泉

小松島高等学校体育館の前庭にある名水。
同高校の同窓会が創立60周年を記念して地下水を汲み上げ、「希望」「融和」「発展」をイメージしたモニュメントを建設したもので、名称も全校生徒から公募して付けられました。

希望の泉

のぞみの泉

JR南小松島駅公園の一角に、小松島ライオンズクラブが結成30周年を記念してつくったもので、名前は市民から募集しました。
水を湛えている石組みの岩石は勝浦川上流の中生代白亜紀前期以前に海底にあったものです。

のぞみの泉

イデアの泉

小松島市生涯学習センターの庭に、永遠不滅の心理と理想を追求する象徴として建てられた名水。
19世紀フランスの画家アングルの作品「泉」を原形とする乙女の像の水瓶からは、イデアの水が豊かに溢れて出ています。

イデアの泉

宝寿水

市のほぼ中心部に位置する名刹・地蔵寺の境内にある名水で、阿波藩主足利公方が来訪した際に所望し、賞賛された名水と伝えられています。
掘り抜き井戸のおいしい水を守ろうと「小松島浄水保存会」が復活させたものです。

宝寿水

希望の滝

小松島ステーションパークの狸広場にある高さ10m、幅30mの滝。
この滝は、小松島市のシンボルである世界一の狸像の後ろにあり、像の前で手を叩くとセンサーが反応して水が流れる仕組みになっています。

希望の滝

名水 銀輪

競輪ファンサービスの一つとして、平成2年に旧西門近くに建設されたもので、一枚岩の青石から流れる水は、自然水ならではの風味が味わえます。
平成5年に西側スタンドを立て替えた際に、現在の場所に移されました。

名水銀輪

遊歩道のせせらぎ

小松島ステーションパークからJR中田駅までの遊歩道の脇に、サラサラと小さな水音を立てて流れる長さ100mほどのせせらぎがあります。
側面の植栽や街頭と調和し、散策を楽しむ市民の憩いの場となっています。

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第48回国体開催記念の泉

平成5年の第48回国民体育大会の開催を記念して建てられたもので、水を湛える造形は、当時の小松島市の都市像である「太陽と水とみどりの港湾都市」をイメージするとともに、住民・議会・行政の強い絆を表しています。

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