HOME観光・文化・スポーツ文化財阿波遍路道(恩山寺道・立江寺道)の国史跡追加指定について

阿波遍路道(恩山寺道・立江寺道)の国史跡追加指定について

阿波遍路道(恩山寺道・立江寺道)

平成28年6月17日 阿波遍路道(恩山寺道・立江寺道)の国史跡追加指定が文化審議会から文部科学大臣へ答申されました

小松島市では初となる国史跡で指定範囲は約900mです。
遍路道の主要ルートである土佐街道から離れ、恩山寺に向う恩山寺道の一部と恩山寺から立江寺へ向かい土佐街道に再び合流するまでの間の立江寺道で、遍路道であるとともに周辺住民の生活道としても利用されている古道です。
恩山寺周辺の遍路道に関しては、承応2年(1653)澄禅による『四国遍路日記』に「大道ヨリ右ノ谷ヘ入ル事五丁斗ニシテ二王門アリ、夫ヨリ二町斗行キテ本堂二至ル・・」と記述があります。また、恩山寺道・立江寺道には平家追討のため四国に上陸した源義経一行の伝承が残る「弦張坂」、「弦巻坂」があり中世期の石造物も点在し、周辺には県指定天然物「恩山寺ビランジュ」や市指定文化財「釈迦庵の仏足石」があります。
景観・石造物・伝承と歴史・文化を現在まで伝える古道であるといえます。

恩山寺道

立江寺道

カテゴリー

このページの先頭へ