HOME観光・文化・スポーツ文化財金銅装甲冑片の有形文化財(考古資料)指定(小松島市)について

金銅装甲冑片の有形文化財(考古資料)指定(小松島市)について

金銅装甲冑片

平成28年5月25日 金銅装甲冑片が小松島市有形文化財(考古資料)に指定されました

金銅装甲冑片

田浦町子安観音塚古墳出土と考えられる古墳時代中期の金銅装甲冑片。
鉄地金銅製甲冑片4点(三角板鋲留短甲片1、小札鋲留冑片1、錣片2)で、三角板鋲留短甲片は江戸時代の徳島藩御絵師・守住貫魚が1854(嘉永七)年に記録した『古甲図』(徳島県立博物館所蔵)の一部とみなされる。
金銅装短甲・金銅装冑の共伴出土事例は、絵図で残る大仙陵古墳(伝・仁徳天皇稜)のみであり、その希少性を物語る。
また、その特殊性から古墳時代中期に畿内中央政権と当地の深い関係性が窺える甲冑といえる。

小札鋲留冑片

錣片

三角板鋲留短甲片

カテゴリー

このページの先頭へ

くらしのガイド