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新型インフルエンザ・個人でできる対策

まだまだ注意が必要です。

現時点（平成22年3月30日現在）では新型インフルエンザ患者の発生について新たな情報はありません。しかし、新型インフルエンザウイルスが無くなったわけではありません。ウイルスの型が変異したらまた感染が拡大するかもしれません。市民の皆さまにおかれましては、今後とも個人で出来るインフルエンザ対策を徹底してきただき、また正確な情報を収集し冷静に対応してくださいますよう、お願いいたします。

個人でできる対策（1）－県内で感染が拡大する前に準備すべきこと－

その1 うがい・手洗い・マスクの励行

新型インフルエンザ対策も通常のインフルエンザ対策の延長線上にあります。熱、咳、くしゃみ等の症状のある人には必ずマスクを着けてもらうこと、このような人と接する時にはマスクを着けることが大変重要です。咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うことも必要です。外出後の手洗いを日常的に行い、流行地への渡航、人混みや繁華街への外出を控えることも重要です。

インフルエンザ予防のために必要な「咳エチケット」

  1. 咳・くしゃみの際はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。
  2. 呼吸器系分泌物（鼻汁・痰など）を含んだティッシュをすぐに蓋付きの廃棄物箱に捨てられる環境を整える。
  3. 咳をしている人にマスクの着用を促す。
  4. マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用する。

その2 食料・水・日用品の確保・備蓄

パンデミックになると、生活必需品も不足して、手に入らなくなることも想定されますし、感染を防ぐためには不要不急の外出をしないことが原則であることから、外出しなくても良いだけの最低限（2週間程度）の食糧・日用品等は準備しておきましょう。

個人での備蓄物品の例

インフルエンザ対策の物品

マスク、ゴム手袋、水枕・氷枕（頭や腋下の冷却用）、漂白剤（消毒効果がある次亜塩素酸）、消毒用アルコール

食糧

米、乾麺類、切り餅、乾パン、レトルト食品、冷凍食品、缶詰、ペットボトル飲料 など

日用品・医療品

常備薬（胃薬、痛み止め、その他持病の処方薬）
解熱鎮痛剤
※薬の成分によっては、インフルエンザ脳症を助長する可能性があります。購入時に医師・薬剤師に確認してください。

通常の災害時のための物品

懐中電灯、乾電池、携帯電話充電キット、ラジオ・携帯テレビ、カセットコンロ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチン用ラップ、洗剤・石けん、保湿ティッシュ、生理用品、ビニール袋 など

その3 感染拡大に備えての相談

本人、家族が感染し、一定期間の自宅待機になった場合、こどもの学校が長期に休みになった場合、また勤務状況の変更が余儀なくされた場合などで、どのように家庭内で役割を分担し家庭を維持していくかなどについて、各家庭で計画を立てておくことが勧められます。また、突然仕事を休まねばならなくなった時の連絡についても勤務先と相談しておくべきでしょう。

個人でできる対策（2）－県内で感染拡大が起こったときにすべきこと－

その1 正確な情報の収集

情報には、国・地方自治体の提供する情報、マスコミが提供する情報、噂など様々です。中には情報の信憑性・根拠に関して問題のあるものもあり、特に噂情報には虚偽のものが含まれることが多く、こうした情報を過度に信用してパニックが起こらないように正確な情報を収集し、冷静に対応することが重要です。

主な情報源

その2 不要不急の外出の差し控え

感染拡大を極力回避するために、食料等の生活必需品の買出しや独居家庭への見回りなどのやむをえない外出以外の不要不急の外出は極力差し控えることが望まれます。

その3 かかりつけ医や保健所にまず連絡を

発熱・咳・全身痛などのインフルエンザと思われる症状がある場合、まず、かかりつけの病院などに電話で相談してください。どの医療機関で診察してもらえばいいかわからない場合は、「新型インフルエンザ相談窓口」に連絡してください。
受診の際には、医療機関での院内感染を防ぐため、マスクを着用するとともに、窓口での指示に従ってください。
県や市、保健所から情報が提供されますので、随時チェックをするようにしてください。

新型インフルエンザ相談窓口

  • 徳島県庁（健康増進課）
    電話番号：088-621-2228(平日午前8時30分から午後6時15分)
  • 徳島保健所
    電話番号：088-602-8907(平日午前8時30分から午後5時)

新型インフルエンザに関する一般的なご質問については、徳島県の「新型インフルエンザ安心ダイヤル」にご相談ください。

  • フリーダイヤル：0120-960-005（平日午前9時から午後5時）
  • 厚生労働省ホームページ「新型インフルエンザ対策関連情報」（http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html）をご覧ください。
    「新型インフルエンザQ＆A」、「個人、事業者・職場でできる対策」などをご覧いただけます。

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