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小松島市の水道のあゆみ

むかしは水に恵まれない地方では、川の上流できれいな水をくんできて売る「水屋」という商売がありましたが、小松島は昔から、大変おいしい地下水に恵まれ、地面を少し掘っただけできれいなおいしい水がわき出ていました。そのため各家庭や工場などでは、この掘り抜き井戸を利用した生活がつづいていましたが、昭和21年南海地震により、臨海地区の地盤沈下などで、井戸の水位が下がり、飲料水の確保がむずかしくなりました。
このようなことから、水道をつくってほしいという声こえが高まり、昭和27年8月に国の許可を受けて中田町(千代小学校付近)に水源地設置しました。そして、水を各家庭に送る配水管工事などをして、昭和32年に各家庭に水道水を送りました。これが、小松島の水道のはじまりです。
その後、人口もふえ続け、また産業の発展にともない昭和37年6月に坂野水源地を設置しましたが、市民の皆さんに「安全でおいしい水」を提供するため、昭和48年6月中田水源地、坂野水源地を休止し、現在の田浦浄水場周辺に4カ所の井戸を掘ほり、1日約20000立方メートルの水道水を家庭学校、工場などに送ることができるようになりました。

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