市章
小松島市の市章は、昭和9年5月制定されたもので、小松島市の頭文字「小」を錨でかこみ、港都小松島市をシンボライズしています。
市の花(昭和63年2月15日制定)
薄紅色の可れんな花弁 市本庁舎前で咲きほこる花みずき
<小松島市と花みずき>
日米親善の花の交歓が行われてから100年、小松島市民の手で育てられた花みずきは、市内各所に白や薄紅色の可憐な花を咲かせ、市民に憩いと潤いをもたらしています。
ミズキ科の落葉小高木。
かれんな花弁が「和」と「発展」を象徴しています。
市の花に指定された経緯
小松島青年会議所のメンバーがアメリカ建国二百年を契機として、小松島市内の小中学校に植樹したのが、日米親善の花の交歓として贈られた花みずきでした。その後本格的に花みずきの植樹運動が開始され、その詳細は、記念碑「花水木のいわれ」に記されています。
その植樹運動に多くの市民が賛同し、市民団体「花水木を育てる会」が結成され、同会と小松島青年会議所を中心に、多くの市民が花みずきの植樹に携わってきました。
こうした地道な育成活動の積み重ねによって、昭和63年に市の花として制定された花みずき。春には白や薄紅色のかわいい花弁をつけ、秋には深紅色に紅葉し、市民の目を楽しませてくれています。
市の木(昭和63年2月15日制定)
<小松島市とやまもも>
常緑樹で年中青々と茂り、初夏には深紅の実をつけ、その甘酸っぱい味覚が市民に親しまれています。
小松島市の限りない「躍進」と「情熱」を象徴しています。
初夏の味覚やまもも
初夏を代表する果物やまももは、櫛渕町の農家を中心に栽培され、生産量で県内トップを誇っています。収穫は、6月ごろから7月上旬ごろまで続き、京阪神市場を中心に出荷されています。
最近では、果実酒やジャム、ジュースなどの加工品としても人気があります。