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地震対策について~地震に備えましょう~

 令和4年3月16日に東北で発生した最大震度6強の大地震を始め、昨今、日本全国で地震が頻発しています。大地震が来たら、防災対策等の準備していない場合、冷静に対応するのは難しく、一瞬の間違えた判断が生死を分けることもあります。

 このため、地震が起きても「あわてず、落ち着いて」避難行動をとるために、ご家庭で取り組むべき主な対策をご紹介します。

 

家具の置き方の工夫

  地震による犠牲者の多くは、地震発生直後の建物倒壊や、家具の転倒、落下等による圧迫死であり、近年の地震による負傷者の50%~70%は、家具類の転倒・落下・移動が原因です。家具の転倒等を防ぐ方法として以下のようなことが挙げられます。

室内の備え

○避難の妨げとなる場所(玄関・廊下・階段など)には家具を置かない

○寝室や要配慮者がいる部屋にはなるべく家具を置かない。

○地震時の出火を防ぐため、火気の周辺に家具を置かない。

○重いものを下に収納し、倒れにくくする。

○家具転倒防止グッズを取り付ける

 

非常用持ち出し袋の準備

 地震等の自然災害が発生したときは、素早く冷静に避難行動をとることが大切です。また自宅で安全を確保できない場合は安全な場所へ避難をする必要があります。このような状況で、持ち運んで逃げるために必要最低限のものを入れておくのが非常用持ち出し袋です。

非常用持ち出し袋に入れるものの参考

○自身が日常生活で常に必要なもの(メガネ・補聴器・薬・お薬手帳など)

○避難をサポートするもの(懐中電灯・ヘルメット・軍手・雨具など)

○非常食※(アルファ米・乾パン・ビスケット・カップ麺など)

○感染症対策グッズ(マスク・消毒液・ウェットティッシュなど)

 ※災害時、身の安全を確保したら次に大切なのは「水」と「食料」です。大規模地震では物流がストップすることも予想されるため、「1週間程度(最低でも3日)」は自活できる備えが必要です。また、乳幼児や妊産婦、食物アレルギーをお持ちの方などは、自身のご家庭にあった非常食を備蓄するよう心がけましょう。

非常用持ち出し袋 (PDF 401KB)

災害発生時における通信(ご家族同士で安否確認方法について話し合いましょう)

 地震などの大災害が発生すると、被災地への電話が殺到し、回線が大混雑し電話がつながりにくくなります。東日本大震災の直後も電話がつながらず、ご家族、ご友人等の安否確認を行うことが難しいことがありました。

 通信会社ではこうした通信の混雑の影響を避けながら、家族や友人とも間で安否の確認や避難場所の連絡等をスムーズに行うため、固定電話、携帯電話、インターネットによって、次のような「災害用伝言サービス」を提供しています。

災害用伝言ダイヤル(171)

 災害時に固定電話、携帯電話等の電話番号宛に安否情報をを音声で録音し、ご家族、ご友人等が音声を再生することができます。

災害用伝言版

 携帯電話・PHSのインターネット接続機能で被災地の方が伝言を文字によって登録し、携帯電話・PHS番号をもとにして全国から伝言を確認できます。

 

○その他にも「災害用伝言版(Web171)」や「災害用音声お届けサービス」があります。詳しくは総務省HP(災害用伝言サービス)をご覧ください。

⇒⇒災害用伝言サービス(総務省HP)

 

避難場所や避難経路の確認

 大地震などの災害発生時には落ち着いた行動、冷静な判断が必要です。そのためにもご家族で避難場所や避難場所までの経路を確認し、災害発生時の落ち着いた避難行動につなげましょう。

 また、本市の自然災害に関する被害想定や避難場所は 「小松島市防災ハザードマップ(WEB版)」にて確認ができます。

⇒ 小松島市防災ハザードマップ(WEB版)

 

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