稲わらやもみ殻は、貴重な有機資源です。
水田にすき込むなど、土づくりに活用し、環境にも人にもやさしい米づくりを実践しましょう。
稲わら等のすき込みの効果
- 稲わら・もみ殻の水田へのすき込みは、堆肥の施用と同様に「土づくり」の効果が期待できます。
- 台風等の大雨時に、稲わらが用水路等につまり排水不良の原因となったり道路に散乱し通行の妨げになるなどの被害が抑えられます。
稲わら等のすき込みに適した時期と深さ
- 稲わら等を分解する土壌微生物は、地温が15℃以上で活動が盛んになります。
- 秋のすき込みは地温の高い10月中旬までに行いましょう。
- すき込みの深さは、作業効率や酸素の供給を考慮して、5~10cmの「浅うち」としましょう。
稲わら等の焼却による苦情
毎年、周辺住民から稲わらやもみ殻の焼却により次のような苦情が寄せられています。
- 煙や臭いで体調が悪くなるので窓を開けられない。
- 洗濯物に臭いがつくので外に干せない。
貴重な有機資源である稲わらや籾がらは、焼却せずに活用して、環境にも人にもやさしい米づくりを実践しましょう。