防災士とは
防災士とは、「自助・共助・協働」を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人です。
※防災士資格は民間資格です。防災士資格取得により特定の権利が得られる、もしくは行動が義務づけられるといったことはありません。あくまでも自発的な防災ボランティア活動を行うということです。
防災士の主な活動内容
【平常時】
- 自分と家族を守るために家の耐震補強、家具の固定、備蓄といった備えを推進
- 上記の推進を親戚、友人、知人に広めていくとともに、地域・職場での防災啓発、訓練の実施
- 防災講演会、防災訓練、避難所訓練、自主防災組織や消防団の活動への積極的参加
【災害時】
- その場その場で自分の身を守り、避難誘導、初期消火、救出救助活動等を実施
- 被災地において、避難や復旧・復興に係るボランティア活動あるいは物資の調達・運搬等各種の支援活動に参加
「小松島市防災士の会」の設立について
設立の経緯
近い将来の発生が危惧されている南海トラフ地震や、全国各地で頻発・激甚化する自然災害への関心が高まり、防災士の資格取得者が増加してきております。一方、防災士の中には、資格は取得したが防災士個人では活動しにくい、個人でできる活動には限界がある等のご意見も多く、地域における防災リーダーとしてさらに活躍していくための課題等も浮かび上がってきました。
災害の規模が大きければ大きいほど、公的な活動能力が著しく低下し、迅速な救護活動等が困難となります。防災士を構成員とする組織については、平時のみならず災害直後においても自助・共助・協働を原則として、様々な場で活動を行うため、行政から独立して自主運営できるネットワーク化の構築が必要であり、組織化に向けた取り組みを進めております。
設立までの主な取り組み
令和5年7月28日
市内在住の防災士145名に対し、「防災士としての活動実態の把握」に関するアンケート調査を実施(回答者75名)
令和5年11月21日・令和6年1月17日
「小松島市防災士の会」の発足に向けた準備会を2回実施
令和5年12月20日
役員候補者(発起人)による顔合わせ会の実施
令和6年2月5日・26日
最終6名の役員候補者(発起人)により、初年度の事業計画や設立総会当日などの協議を実施
令和6年3月12日
小松島市防災士の会設立総会を開催(参加者34名)
(設立趣意書に小松島市内の在住・在勤・在学の防災士51名が賛同)
設立総会
須原会長あいさつ