新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機に、非対面型サービスが普及したことにより、
インターネットやSNSを介した消費者被害が多数報告されております。
とりわけ、顔の見えない相手から不安をあおられる「架空請求詐欺」や、人々の優しさや、
寂しさにつけこむ「ロマンス詐欺」等、相談内容はより心理を刺激する内容に変化し、年々
複雑化、巧妙化しております。
このような中、本市消費生活センターでは、消費者トラブルに関する対処方法や「消費者
安全確保地域協議会」における構成団体と連携し、見守りが必要な高齢者や障がい者、認知
症等により判断力が不十分な地域生活を送る人等の消費者被害の未然防止に努めております。
また、市民の皆様へわかりやすく周知するべく「消費生活センター通信」の配布や関係団
体の皆様のご協力をいただき、啓発活動等を継続的に実施しております。
さらに、「こまつしま版見守りフローシート」をデジタル化し、構成団体と共有すること
により、見守り体制の強化を図っております。
今後におきましても、市民の皆様が安心して地域生活を送れるよう、消費者行政の各種施
策に取り組んでまいります。
令和7年2月21日
小松島市長 中山 俊雄