介護保険負担限度額認定
介護保険施設(介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護療養型医療施設・介護医療院)に入院または入所した場合や短期入所サービス(ショートステイ)を利用した場合、食費・居住費(滞在費・宿泊費)については原則自己負担になります。ただし、利用者負担が過重にならないよう、次の要件に該当する方については、「食費・居住費(滞在費)」の軽減を受けることができます。
認定の要件
介護保険の「要介護(支援)認定」を受けている方で、生活保護を受給している方
または介護保険の「要介護(支援)認定」を受けている方で、以下の要件をすべて満たしている方が制度の対象になります。
- 市町村民税非課税世帯であること
- 住民票上世帯が異なる配偶者が、市町村民税非課税であること
-
次の預貯金等の基準額を満たしていること
被保険者区分 | 利用者負担段階 | 現金・預貯金・有価証券等の資産の合計額 |
第1号被保険者(65歳以上) | 第1段階 | 夫婦で2,000万円以下(単身で1,000万円以下) |
第1号被保険者(65歳以上) | 第2段階 | 夫婦で1,650万円以下(単身で650万円以下) |
第1号被保険者(65歳以上) | 第3段階1 | 夫婦で1,550万円以下(単身で550万円以下) |
第1号被保険者(65歳以上) | 第3段階2 | 夫婦で1,500万円以下(単身で500万円以下) |
第2号被保険者(40~64歳) | ー | 夫婦で2,000万円以下(単身で1,000万円以下) |
申請に必要なもの
- 介護保険負担限度額認定申請書(用紙は下からダウンロードできます)
- 同意書(用紙は下からダウンロードできます)
- 預貯金等がわかるものの写し(通帳等の写し等)
- 介護保険被保険者証(写し可)
- 個人番号通知カード等マイナンバーの確認できる書類
- 身分証明書(本人以外が申請の場合は申請者のもの)
- 令和3年4月1日受付分より、本人・配偶者・代筆者の押印が不要になりました。
申請書ダウンロード
※令和4年度分と令和5年度分で申請書、同意書の様式変更はありません。
介護保険負担限度額認定申請書.pdf (PDF 241KB) 申請書のEXCELデータはこちらです。 (XLSX 24.4KB)
(記入例)介護保険負担限度額認定申請書.pdf (PDF 302KB)
厚生労働省リーフレット
厚生労働省リーフレット「食費・部屋代の負担軽減の見直しについて(平成28年8月から)」 (PDF 382KB)
厚生労働省リーフレット「介護保険施設における負担限度額が変わります(令和3年8月1日から)」.pdf (PDF 748KB)
注意事項
- 介護保険負担限度額認定証には有効期限があります。有効期間は申請のあった月の1日から翌年(1月から7月までの申請の場合は同年)7月末までです。
- 有効期間は申請のあった月より前にはさかのぼりませんので、申請の際はご注意ください。
- 6月下旬~7月に初めて申請される場合は、8月以降分もあわせて申請してください。
- 毎年6月下旬から新しい期間の負担限度額認定申請を受け付けます。